ヨドコウ迎賓館では、開館時間を通常の16時から20時まで延長した「夜間見学会」を日にち限定で行っています。
今年度は2回目が終了し、今後の実施日は10月15日(土)、19日(水)、22日(土)です。
夜間見学会の見どころといえば、バルコニーから見える夜景や、照明によって陰影が濃くなる大谷石の彫刻などがありますが、今回は少し早い時間の「夕方」にスポットをあててご紹介したいと思います。
写真は16時半過ぎの3階の廊下です。
西日が差し込み、窓に使われている飾り銅板の影が対にある壁に映っています。
この飾り銅板は植物の葉がモチーフとなっていて当館の随所に使われているのですが、特にこの3階廊下での銅板を利用した光と影による演出は印象的です。
通常の開館時間は16時までですので、日が差す角度によっては床に落ちる影を見ることができるのですが、写真のように対の壁に映る影はなかなか見ることが出来ないのではないでしょうか。
16時から18時にかけての時間は、この様に館内の表情が刻々と変わっていきます。
17時過ぎ頃に撮影した4階バルコニーからの景色もお届けします。
夕暮れ時を館内でお楽しみいただくのも良し、バルコニーでお楽しみいただくのも良しだと思います。
夜間見学会の日は18時よりスタッフによる説明会が始まりますので、その時間帯にお越しになる方が多いようです。
もちろん、日が暮れてからの当館も昼間とは違った魅力が沢山あるのですが、夕方の時間帯もまた違った魅力があります。
これからの季節は冬に向かって日没時間も徐々に早くなりますが、できれば少し早めにご来館いただき、ゆっくりと日没と共に見られる変化をお楽しみいただければと思います。