大寒も過ぎ暦の上では春に向かっているはずですが、まだ寒い日が続きますね。
当館の近くを流れる芦屋川では、この季節カモが泳ぐ姿をよく見かけます。
カモは渡り鳥ですので春にはまた北へ帰っていきますが、当館へ向かう道すがらカモの姿を見かけると心が和みます。
さて1月より足場の設置工事が始まり、現在はこのような状態になっています。
以前は阪急芦屋川駅や開森橋から当館の外観を見ることが出来たのですが、今は足場に覆われているため見えづらくなってしまいました。
そして、もう一つ。
当館の3階には8畳、6畳、10畳の和室があります。
これは当初フランク・ロイド・ライトの設計にはなかったものですが、施主の強い希望により実現しました。春には毎年この部屋で雛人形展を行っています。
その和室が、ただいま保存修理工事のため全ての畳を上げています。
畳の下はこのような板張りになっていたのですね。
取り外した畳は隣の部屋に重ねて置いています。
毎年この時期には雛人形展の準備をしているのですが、今年は保存修理工事で閉館中のため開催することが出来ません。
近日中に雛人形を別の場所に移動させる予定がありますので、様子をブログでご報告できればと思っています。またチェックしていただけたら嬉しいです。