2月15日(土)より「2020年雛人形展」が始まりました。
会期中は通常よりも開館日を増やし、水・土・日・祝日に加えて火・金曜日も開館いたします。
この機会にぜひ明治時代の貴重なお雛様を、建物と一緒にお楽しみいただけますと幸いです。
さて、雛人形展にあわせて生け込みを新たに行いました。
まずは和室のお花です。
花嫁人形と花観人形の隣に生けて、人形の展示に華を添えています。
花嫁人形横
・クロモジ
・トルコキキョウ
・ユリ
・アセビ
「優美」という花言葉を持つピンクのトルコキキョウとユリをふんだんに使い、華やかに仕上げました。
花観人形横
・雪柳
・アジサイ
・アルストロメリア
アルストロメリアは4月の誕生花で、花言葉は「未来への憧れ」という明るく前向きな花です。
1階受付
・桐
・トルコキキョウ
・アセビ
花嫁人形横と同じお花を使っていますが、建物の色と似た桐の蕾がアクセントになっています。
1階受付上階段(階段踊り場)
・ラナンキュラス
・ガマズミ
・ウイキョウ
白とピンクの花がラナンキュラスです。難しい名前ですが、葉がカエルの足に似ていて、湿地帯に生息することから由来は「カエル」というユニークな語源があります。
低くに生けているのがガマズミ、高くがセリ科のウイキョウです。
2階応接室
・スモークグラス
・ラナンキュラス
・シンビジウム
・ポリシャス
・タラスピ
4階食堂
・さつま杉
・カランコエ
・プロテア
釣鐘型の白い花がカランコエ、赤紫の荘厳な花がプロテアです。
いかがでしたでしょうか?
雛人形展ということもあり、ピンクを中心とした華やかなアレンジが多くなっています。
他にもこの季節らしく芽吹いたフキノトウなども飾っていますので、少し早い春の訪れを感じていただければと思います。
雛人形展は4月5日(日)までの開催となっています。
ぜひご来館いただけると嬉しいです。