【ブログ】生け込みのご紹介

暖冬とのことですが寒い日が続きますね。新年最初の生け込みは、一足早い春を感じていただけるよう、明るく淡い色合いのお花でまとめてみました。皆様のご来館をお待ちしております。

〔「黒モジ」と聞くと、一般的にはお茶席で和菓子をいただく時に使用する高級楊枝を思い浮かべるかと思います。枝を削って作った楊枝も、この枝も同じ名前で呼ばれています。組み合わせたお花は、まん丸でインパクトのある濃いピンクのダリアと華奢なラナンキュラスです。足元にコロニラグリーンを這わせました。斑入りの葉が全体を優しい雰囲気にまとめてくれます。〕

〔猫の尾っぽのような花穂が特徴のネコヤナギに、白のストックとピンクのピンポンマムで早春を感じる組合せにし、苔木を添えました。苔木は華道では縁起が良いとされています。〕

〔当館の庭には水仙が自生していますが、咲き始めるのは、もう少し先のようです。一足先に花屋さんで見かけ、生けてみました。組合せた赤い実の枝は、当館の敷地内で見つけた物でウィンターベリーではないかと思っていますが定かではありません。〕

〔可憐さが人の心を惹きつけるスイートピー。今回は淡いピンクを選んでみました。〕

〔先月の青モジを再利用しカラーとアンスリュームで白と緑の組合せと、淡いピンクのシンビジュームの二つを大小の花器に株分して、空間的な広がりや形態の面白さを表現致しました。〕

〔マリーゴールドとオンシジュームの黄色と、バンダランの紫で色の対比を意識して組合せました。当館の飾り銅板色に似た花器に生けると全体が落ち着いた仕上がりになりました。〕