新年明けましておめでとうございます。
昨年はリニューアルオープンを迎え、夏にはアメリカのライト建築が世界遺産に登録されるという喜ばしいニュースもありました。
「開館するのを楽しみに待っていた」とのお声も沢山いただき、改めてこの貴重な建物の価値を再認識する一年だったように思います。
本年もヨドコウ迎賓館をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年第一弾の生け込みを行いましたので写真でご紹介します。
1階受付
・さつま杉
・菊
・ヒペリカム
赤い実がヒペリカムです。上向きになっている実や「悲しみは続かない」という花言葉など、前向きに未来を見据える印象を持った新年にふさわしい花です。
1階受付上階段(階段踊り場)
・桐
・菊(チスパ)
・アセビ
後ろに生けている桐の枝先についているのは実ではなく蕾です。桐は春から初夏にかけて紫色の花を枝先にいっぱい咲かせますが、前年の秋頃には既に蕾をつけているそうです。
チスパは細長く尖っているような花びらで、広がって咲くスパイダー咲きの洋菊です。
2階応接室
・トルコキキョウ
・ダイヤモンドリリー
・ゼラニウム
薄いピンクがトルコキキョウ、それよりも少し濃いピンクがダイヤモンドリリーです。
ダイヤモンドリリーはヒガンバナの仲間で、太陽の光が当たると花びらがキラキラと輝くことからその名がつきました。
4階食堂
・シンビジウム
シンビジウムはラン科の花で、寒さに強いため冬の花として人気があります。
今月は他にも館内のいろいろな場所に小さなお花を生けています。
ぜひ建物と一緒にお花もお楽しみいただければ嬉しいです。